学校公演「薔薇の蕾と蝶々のロマン」
- seikatonosaki
- 2024年11月16日
- 読了時間: 2分
11月7日、カザフ国立舞踊アカデミーに隣接した劇場、アスタナ・バレエにて、学校公演が上演されました。
1年生から卒業生まで、とても初々しく、エネルギッシュなパフォーマンスでした👏🏻
演目は「薔薇の蕾と蝶々のロマン」🌹
正式な邦題は今のところ無いようなので、私が勝手に命名しました。
というのも、このバレエは2021年にここアスタナ・バレエでアカデミー学生達によってワールドプレミア(世界初演)があった作品なのです。
なので今のところ、ここアスタナでしか観ることのできない作品となります。
この「薔薇の蕾と蝶々のロマン」は、マリウス・プティパが残した最後の作品です。
マリウス・プティパは 20 世紀初頭にこの作品を創作しましたが、完成させることなくこの世を去りました。
なので、彼が生きている間に上演されることはなかったのです。
それから1 世紀経った2021年に、この作品を修復したカザフ国立舞踊アカデミーが、アスタナ・バレエの舞台で観客に披露しました。
作品を編集し仕上げたのは、有名な振付師ワシリー・メドベージェフ。
彼はマリウス・プティパの作品管理をする財団の代表でもあります。
舞台装置や衣装などは全てこのアカデミーで制作され、独特な色彩やデザインがとても華やかな作品です。
邦題では「蝶々」と訳しましたが、実はロシア語を直訳すると蝶々...ではなく蛾...です。
私の個人的見解で、蛾より蝶々の方が聞こえが良いでしょう、という事で「蝶々」にさせてもらっています。
蝶々が男性、そして薔薇の蕾を始め、カモミールやカーネーションなどの様々なお花達は女性が踊ります。
お花達のヴァリエーションはそれぞれ高度なテクニックが必要で、学生には難しい振付。
初めて観た時、その難易度に驚いたほどです。
そんな難しいいくつものヴァリエーションは上級生から選ばれたダンサー達が踊ります。
作品は2幕構成。
ストーリーは題名から想像がつくでしょう。
ズバリ、薔薇の蕾と蝶々の愛の物語です。
途中、嫉妬をしたほかのお花達が彼らの邪魔に入るシーンや、落ち込んだ薔薇の蕾を励ましにやってくる下級生の蝶々達がとても可愛いらしいです。
幕開けの花園はとても絢爛豪華、コーダのチャルダッシュはハッピーエンドに相応しい、楽しげな群舞の踊り。
学生だけでこれだけの規模の作品ができるのは、このカザフ国立舞踊アカデミーだからこそでしょう。
日本からの留学生も、舞台で頑張っていましたよ✨
彼女達が輝く姿を、そのご家族や日本のバレエの先生達にも是非見て欲しいな〜なんて思います☺️






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